歯が痛くて食べられない猫の症状
猫が突然ご飯を食べなくなる。
様々な原因がありますが、間違いなく言えることは、何か異常が起こっていることです。
そもそも体調が悪いのか。
食べようとしているのに食べないのか。
よーく観察してください。
すぐに対応してください。
猫は3日食べなかったら肝臓にダメージを負います。
うちにいる13匹の猫のうち1匹が、ご飯を食べようとしているのに、口に含んだ瞬間に悲鳴を上げて食べなくなってしまったことがあります。
急いで病院につれていくと、口内炎だと診断されました。
なんだ、口内炎か、大したことないなと一瞬思いましたが、先生の話を聞いているうちにどれだけ深刻な症状かを理解しました。
その子はまだ生後半年くらいなのにその症状になってしまいました。
エイズや白血病のキャリアを持つ子は口内炎になることが多いけれど、生後半年くらいでなることは少ないと言われました。
歳を重ねるごとにリスクも高まる病気です。
歯の痛み以外に、口臭がものすごく臭くなることやヨダレが出るなどの症状が出ます。
対処法は主に2つ。
痛みが出てきたら痛み止めの注射を打ちに行くこと。
抜歯の手術をすること。
僕の場合、最初は痛み止めの注射を打ちに行ってました。
リスクは副作用で糖尿病のリスクが高まることらしいです。
しかし、食べられなくて死んでしまうよりはそのリスクを受け入れたほうがマシだと思い、1ヶ月に一回くらい注射をしました。
大体一回5000円くらいの費用がかかりました。
何よりも痛み止めの効果がなくなった頃にまた痛がるのを見てられず、抜歯手術に踏み切ることにしました。
永久歯を抜いてしまうともう生えてこない。
生後半年の子が一生歯がなくなってしまうことは本当に嫌でしたが、今はそうすることしかできず。
結果的に成功しました。
ご飯も歯茎で噛み砕けて食べています。
何故なってしまったのか原因はわからないのですが、この子は離乳後もずっと人の手を吸い続ける癖がなくならず、もしかしたらそこから菌に感染してしまったのかなと思っています。
高齢の猫は特にこの症状が多くなります。
歯がグラグラするならば抜歯手術をしたほうが良いと猫仲間から情報を頂いています。
軽い症状なら薬を使わなくても【ササヘルス】という液体のサプリメントを5~10ミリ飲ませると痛がらなくなるという情報も。
食べるときに痛がったらまずは病院に。
口内炎の場合、基本的に待っていても治るものではないので早急な対応を。